Home
About
小原美香
Ohara Mika
日本画の絵具に魅せられたのは、さて15歳の頃と記憶しています。 飾り気のない蛍光灯の下でも、ガラスの小瓶の中で静かに輝く瑠璃色の粉。 ほんの子供の私には驚く価格でした。 いくつか 電車を乗り換えて初めてたどり着いたその画材店で 私は結局何も買わずお店を後にしました。 その後、働き子育てをし、絵筆を真剣に握るまでに随分の時が必要でした。 瑠璃色の小瓶を手にする度私は15歳の何気ないあの日に連れてゆかれます。
お問い合わせはこちら >
©2018 OHARAMIKA All Rights Reserved.